ここで、中国語オンライン学習も平行して長年続けてきた当方の経験からの意見を述べたいと思います。
・いくら勉強せど聴き取れない不思議な現象
長年付き合いのあった中国人の友達に会うことになりました。
当時、数年中国語を勉強して、中国語検定三級にも合格したので少しくらい会話ができるだろうという自信が多少ありました。
加えてヒントを一言くれました。
「参考書についているCDしか勉強してなかった?」
語学学習本についている付属CDの標準語音声は、あまりにも綺麗な発音過ぎて、
訛りに対して柔軟に対応できなくなる副作用が発生します。
見方を変えると、ごくごく一部の綺麗過ぎる標準語しか理解できないということです。
その後、オンライン中国語会話で、可能な限りいろいろな地方の人と話しました。
どれもこれももちろん標準語ベースですが、訛りは多種多様です。
数年経ち、最近になってまた古き中国の親友と会う機会に恵まれました。
半分以上聴き取れた自分に感動しました。
理由は明白です。多種多様な訛りになれてきたのです。
・では英語では?
TOEICのリスニングでも主要四カ国の訛りをあえて混ぜられているのはご存知でしょう。
しかしその前に、外人が在籍する日本の会社をちょっと考えて見ましょう。
イタリア、ドイツ、インド、中国、韓国、フィリピンの方々と英語を話す機会があるでしょう。
これに加え、日本人が一番不得意とする英会話が加わると一体どうなるやら。
TOEICで出題される英語圏に行くのなら問題ありませんね。おそらく。
場合によっては英語というよりは、共通言語としての意思疎通を図るのが目的という人もいるかと思います。その場合には訛りに対する抵抗は可能な限りなくさないといけないのが現実です。
研究者の本「最強の英語リスニング・実践ドリル」にもあるように、最強にリスニングに位置する分野で訛りの聴き取りがあります。
・フィリピン人の凄さ
フィリピン人の第二言語能力は世界一と言われているように、学ぶべきことがたくさんあります。しかもこちらの、不可思議な和製の発音もキャッチして推測できる恐ろしいリスニング能力なのです。英語に関しては否定どころか恐ろしいほど尊敬の念をもたないといけません。日本では偏差値80クラスです。
・効果的な方法
気になる点はおそらく発音程度でしょう。一部を切り抜いて全ての良し悪しを語ると悲惨です。
TOEIC圏の方々の発音だけは真似る。
なにせ世界的には
ネイティブ > フィリピン >>>>>>>>> 日本
なのですから。
こんな感じで細かく使い分ければいいのではないでしょうか。
会話は ①話して、聴く ②聴いて、話す
③ただただ聴く ④ただただ話す とはちょっと違いますね。
それ以外は全開で活用できます。
・自分の話した表現が、正しい表現なのかただし語法なのかフィリピン人に確認してもらう
・聴き取れないのなら、フィリピン人の発音せいにしないで、自分の実力を客観的に見つめなおす
欠点をカバーすることにより、次第に「わかる自分」がうれしくなります。
上記をスルーすると、聞き流しという悪夢に陥ります。
現実、洋楽をずっと聴いている人が英語を話せるようになりましたか?